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好きな曲はWTWT、PJ、天手力男とかなんですが、これって珍しいんかな

クライマーズ・ハイ

会社帰りの電車の中では寝るか携帯で2chを眺めるかのどちらか。携帯でロジックパズルをただひたすらにやり続けたこともありましたが、ここはひとつ、映画化もされてちょいと話題の「クライマーズ・ハイ」を読んでみようじゃないかと。その前に読んだのは「博士の愛した数式」で、そう考えると小説を買ったのなんで1年くらいぶりですか。それくらい小説を読まない自分ですが、この「クライマーズ・ハイ」、電車の中で座りながら、つり革につかまりながら、果ては続きを待ちきれずに家に帰ってからも読んでしまって、いやあ凄かった。何かこう、どっぷりと深い。

なんたって新聞社内で展開されるあらゆる描写が生々しい。「エキストラなし。どんな端役もすべて俳優が演じている」という映画の製作エピソードを聞いていたんですが、この本を読んでああなるほどと。登場人物の中で誰ひとりとしておとなしい人間がいない。皆なにかしらのクセがあって、お互いの主張をぶつけあい、新聞を作る。広告局、販売局、社会部、政治部、それぞれの私利私欲が絡み合い、企業の理想としてはなんだかんだありながらそのベクトルが同じ方向に向いていればまだ救いようがあるものの、これが見事なまでにバラバラ。史上最悪の航空機事故である日航機墜落事故の「全権デスク」に任命された主人公が、古き悪しき会社の体質と見えざる政治力と時間に翻弄されながら、地方紙の記者としての意地を通そうと奮闘する様子に共感せずにはいられないワケでして。

こういう「当たり」を引いて、読み終わったあとっていうのがまたなんとも言えない脱力感があって、また本を手にするのに必要なモチベーションがどうにも上がらない。んー、転職前の会社のことでも思い出しながら「蟹工船」でも読んでみましょうかね。

07/31/2008 02:15 COMMENT(4)TRACKBACK(0)top↑


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